布製のテーブルクロスがほしいと思いながらも「お手入れがたいへんそう」「どの素材がよいのだろう」と疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。
布製のテーブルクロスは、素材によって使い心地やお手入れのしやすさが大きく異なります。
コットン、ポリエステル、リネンなどそれぞれに魅力がありますが、テーブルクロスに何を求めるかを見きわめて選ぶことで、長く愛用できる1枚が見つかるでしょう。
本記事では、布製テーブルクロスの素材別特徴や選び方、お手入れ方法を解説します。
購入前にぜひチェックして、テーブルクロス選びの参考にしてください。
1. 布製テーブルクロスの素材別特徴

布製テーブルクロスは、素材によって性能や適したシーンが異なるため、まず素材の特徴を理解することが大切です。
素材別の特徴を下記の表にまとめました。
【素材ごとの違い比較表】
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素材 |
機能性 |
手入れのしやすさ |
向いているシーン |
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コットン |
吸水性が高い |
洗濯機で洗えるものが多い |
日常の食卓、カジュアルなホームパーティー |
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ポリエステル |
速乾性がある シワになりにくい |
アイロン不要 |
日常使い、来客時、レストランなど業務用 |
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リネン |
通気性がよい 使うほどに風合いが増す |
シワになりやすいためアイロンがけが必要 |
フォーマルなおもてなし、記念日 |
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混紡 |
素材ごとの長所を併せ持つ |
比較的扱いやすく実用的 |
日常使いから来客時まで幅広く対応 |
素材ごとの特徴を把握することで、自分にあった布製テーブルクロスを選びやすくなるでしょう。
関連記事:テーブルクロスの素材、どれを選ぶ?種類別の特徴とシーン別の選び方
1-1. コットン
コットンのテーブルクロスは、日常使いに最適な素材として知られています。
吸水性に優れ、洗濯機で気軽に洗えるため、食事の際に汚れや水分をこぼしても対処しやすく、清潔を保ちやすいです。
日常の食卓やカジュアルなホームパーティー向きで、ナチュラルな風合いは、色柄の温かみや優しさを引き立ててくれます。
「メゾン・ド・プロヴァンス」のコットン製テーブルクロスも、デザインが柔らかな素材と相まって、さわやかで温かみのある食卓を演出してくれます。
コットン素材のテーブルクロスは、手軽に洗いたい、ナチュラルな雰囲気を出したい人におすすめです。
1-2. ポリエステル
ポリエステルは比較的お手入れが簡単な素材です。
合成繊維のため速乾性が高く、シワになりにくい特徴があり、アイロンがけの手間が少なくて済みます。
日常の食卓はもちろん、レストランなどの業務用としても広く使用されています。
実用性の高さから、頻繁に使用する場合も気兼ねなく活用できるでしょう。
お手入れの手間を最小限にしたい、実用性重視の人にはポリエステルのテーブルクロスがおすすめです。
1-3. リネン
リネン(麻)は通気性のよさが特徴の高級素材です。
リネン独特の風合いと光沢があり使い込むほどにやわらかくなるため、経年変化も楽しめます。
フォーマルなおもてなしや特別な記念日のコーディネートに最適で、上質な空間を演出してくれるでしょう。
独特のシャリ感としなやかさが、テーブルに洗練された印象を与えます。
リネンのテーブルクロスは、上質な雰囲気を演出したい人におすすめです。
1-4. 混紡
混紡は、複数の素材を組み合わせたバランスのいい素材です。
コットンとポリエステルなど異なる繊維を混ぜることで、各素材の欠点を補い、風合いのよさと実用性など長所を両立できます。
実用性を備えながらも、見た目や織りで高級感を演出できるのが特徴です。
たとえば下記のジャガード織混紡クロスは、立体的な模様が美しく、来客時にも日常使いにも対応できる万能さがあります。
混紡のテーブルクロスは、高い実用性を求める人や高級感を演出したい人におすすめです。
2. 布製テーブルクロスの選び方

布製のテーブルクロスは、質感・お手入れのしやすさ・インテリアとの調和・用途の4つのポイントを抑えて選ぶことが大切です。
ポイントをチェックしながら選べば、購入後に「思っていたのと違う」「使いにくい」といった後悔を減らせるでしょう。
自分が何を重視するかを整理することで、最適なテーブルクロスが見つかります。
2-1. 質感・風合いで選ぶ
テーブルクロスは、織り方と素材によって質感・風合いが大きく異なります。
織り方と素材は、生地の光沢・厚み・肌ざわりに違いがあり、テーブル全体の印象を左右するためです。
おもな織り方には、以下のような種類があります。
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織り方の種類 |
特徴 |
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平織り |
丈夫でさらっとした質感 |
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ツイル |
しなやかで光沢がある |
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サテン |
滑らかかつ艶やか、高級感がある |
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ジャガード織り |
立体的な模様が織り込まれており、華やかで上品な印象 |
また、素材ごとに風合いも異なります。
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種類 |
風合いの特徴 |
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コットン |
やわらかく温かみがある |
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ポリエステル |
滑らかで均一で、やや無機質さを感じる |
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リネン |
シャリ感、清涼感がある |
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混紡 |
合わせられた素材のよさを併せ持った風合い |
自分好みの質感と風合いをポイントに置いて選ぶと、テーブルの雰囲気を理想通りに演出できるでしょう。
関連記事:ジャガード織りとは?メリット・デメリットや製品選びのポイントを解説!
2-2. お手入れのしやすさで選ぶ
日常的に使うテーブルクロスは、お手入れのしやすさが長く美しい状態で愛用できるかを左右します。
お手入れのしやすさ(=機能性)は実用面での満足度に直結するためです。
布製テーブルクロスを購入する前に、下記のポイントをチェックしましょう。
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チェックポイント |
内容 |
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洗濯表示の内容 |
洗濯機が使用可能か、手洗いが必要か |
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シワになりにくいか |
化学繊維(ポリエステルなど)はシワになりにくい |
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縮みにくいか |
化学繊維(ポリエステルなど)は縮みにくい |
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汚れ落ちのよさ |
化学繊維や撥水加工されているものはふき取るだけでも汚れがとれやすい |
たとえば、コットン(天然繊維)でも撥水加工されたテーブルクロスは、汚れが落ちやすくお手入れがしやすいため、日常の食卓でも安心して使えます。
洗濯や手入れのしやすさを事前に確認しておくことで、毎日気軽に使え、清潔を保ちやすくなるでしょう。
2-3. インテリアとの調和で選ぶ
布製のテーブルクロスは、色柄のバリエーションが豊富です。
インテリアとの調和や季節感を考えて選べば、ダイニング全体の統一感が演出できます。
たとえば、インテリアスタイルに合わせて色柄を選ぶと、空間にまとまりが生まれます。
北欧スタイルなら、ナチュラルなベージュや幾何学柄がよいでしょう。
ナチュラルスタイルは、コットン素材のアイボリーや生成りが人気です。
モダンスタイルにしたい場合は、シンプルな無地やモノトーンのテーブルクロスを合わせると、洗練された印象になります。
また、季節やシーンごとの使い分けも楽しみのひとつです。
クリスマスには、赤や緑を基調としたデザインのテーブルクロス、夏には涼しげなブルーや地中海を思わせるモチーフが描かれたデザインのテーブルクロスを使うなどして、季節感を演出できます。
インテリアとの調和を意識して色柄を選ぶことで、布製ならではの表情を楽しめるでしょう。
2-4. 用途で選ぶ
テーブルクロスの用途によっても、求められる機能性やデザインが変わります。
使用頻度や求める雰囲気で、耐久性・お手入れのしやすさ・高級感などのバランスが変動するためです。
たとえば、日常使いのテーブルクロスなら洗濯のしやすさや耐久性を重視しましょう。
コットンや混紡素材は気軽に洗濯できるため、毎日の食卓に適しています。
一方、おもてなし用なら高級感やデザイン性を重視します。
リネンや上質な混紡素材は、特別な日のテーブルを格上げしてくれるでしょう。
ゲストを迎える際の印象を大きく左右するため、質感にこだわるのがおすすめです。
3. 布製テーブルクロスのお手入れ方法

布製テーブルクロスは、素材によってお手入れ方法が少し異なります。
正しいお手入れ方法を知っておくことで、長く美しく使い続けられるでしょう。
ここでは、知っておきたい基本のお手入れについて解説します。
まず、汚れがついたらすぐに対処することが重要です。
時間がたつほどしみになってしまう可能性があります。
水性の汚れは水で、油性の汚れはぬるめのお湯に中性洗剤を溶かし、叩くようにして汚れを落としましょう。
また、洗濯やアイロンの際は、必ず洗濯表示をチェックしておきます。
手洗いマークがついている場合は手洗い、手洗いマークがついていなければ洗濯機が使用可能です。
洗濯ネットに入れて洗うと、生地のこすれによるダメージを防げます。
アイロンがけも、洗濯表示を確認しておくことが大切です。
コットンやリネンなどの天然素材は、基本的に低温で直接アイロンがけできるものが多いですが、ポリエステルなどの化学繊維は、あて布が必要なため注意しましょう。
お気に入りのテーブルクロスを長く美しく使い続けられるように、素材に合わせた基本のお手入れ方法を実践してください。
4. まとめ|暮らしを彩る布製テーブルクロスを選ぼう

布製のテーブルクロスを選ぶ際は、素材や質感に加え、お手入れのしやすさを確認しておくことが大切です。あわせて、部屋の雰囲気に合うデザインかどうか、普段使いか来客用かといった用途も考慮すると、失敗しにくくなります。
ライフスタイルや好みに合った布製テーブルクロスを選び、毎日の食卓をより豊かに心地よく彩りましょう。































































