エプロンは、毎日の家事に彩りを添え、気分を上げてくれるアイテムです。
とはいえ、いざ選ぶとなると「どんな生地が使いやすいの?」「リネンとコットンの違いは?」と迷ってしまうこともあるでしょう。
エプロンは素材によって、着心地やお手入れのしやすさががらりと変わることもあります。
この記事では、エプロンの生地の選び方や、おすすめの生地3選をご紹介します。
あなたの暮らしにぴったりな、心地よく使える一枚を見つけてみてください。
1. エプロン生地の選び方
エプロン生地を選ぶとき、デザインや色柄はもちろんですが、実は「生地の種類」も着心地や使い勝手を大きく左右します。
ここでは生地選びの基本として「使う場面」「手入れのしやすさ」「シワ・縮みの出にくさ」の3つのポイントに絞って、失敗しないエプロンの選び方をご紹介します。
1-1. 使う場面で選ぶ
エプロンは、使う場面によって適した素材が異なります。
料理や掃除、家事などの日常使いには、通気性がよく動きやすいコットンが定番です。
吸水性が高く、肌触りもやさしいため、長時間の使用でも快適に過ごせるでしょう。
一方で、来客時のおもてなしや気分を上げたいときには、リネンなど上質な素材のエプロンがおすすめです。
ナチュラルで上品な雰囲気を演出できるでしょう。
また、トルションのようなキッチン雑貨と色味や素材をそろえれば、食卓全体に統一感が生まれ、より洗練された印象を与えます。
1-2. 手入れのしやすさで選ぶ
毎日使うエプロンは、お手入れのしやすさも大切なポイントです。
特に料理中は汚れがつきやすいため、洗濯機で手軽に洗える素材がよいでしょう。
コットンやリネンは、洗濯しやすい素材の代表です。
色落ちが少なく速乾性にも優れており、忙しい毎日の味方になります。
また、防汚加工や抗菌機能があるエプロンなら、衛生面も安心です。
撥水加工が施されたタイプは、水や油をはじいてくれるため、料理中のちょっとした汚れからも衣服を守ってくれるでしょう。
1-3. シワ・縮みの出にくさで選ぶ
シワや縮みの出にくさも大切です。
例えばコットンやリネンは、洗濯後にシワが残りやすく、縮みやすい傾向があります。
そのため、ノーアイロン加工や防縮加工が施された生地を選ぶと扱いやすくなるでしょう。
また、ポリエステルを含む混紡素材なら、シワがつきにくく乾きも速いため、忙しい日常使いにもぴったりです。
シンプルで上品な見た目を保ちたい方は、これらの素材に注目してみるとよいでしょう。
2. エプロンにおすすめの生地3選
エプロンの見た目の印象や着心地、お手入れのしやすさは、どの生地を選ぶかで大きく変わります。
ここでは、毎日の家事や来客のおもてなしまで幅広く使える、定番の3つの生地をご紹介します。
2-1. 1. リネン生地(麻)
リネンは、見た目の上質さと実用性を兼ね備えた素材です。
吸水性・通気性・速乾性に優れており、蒸れにくく、さらりとした肌触りが心地よい特徴があります。
抗菌性も高いことから、キッチンまわりでも安心して利用できるでしょう。
また、洗うたびにやわらかくなり、風合いが増していく点もリネンならではの魅力といえます。
フレンチカラーや上品なデザインのものを選べば、日常の暮らしにさりげない彩りを添えてくるでしょう。
2-2. 2. コットン生地(綿)
コットンは、やさしい肌ざわりと吸水性・通気性に優れた天然素材で、エプロンにもっともよく使われる定番の生地です。
家事や料理のたびに活躍してくれるコットンエプロンは軽やかで扱いやすく、洗濯機で簡単に洗えるため人気があります。
リネンに比べて乾きにくく、毛羽立ちしやすいデメリットはあるものの、適度な厚みがあり熱にも強いため、日常使いにはぴったりです。
中でも丈夫なオックスや、柔らかく軽やかなシーチングなどのコットン生地は、ナチュラルな風合いと上品な見た目から幅広い年代の女性にも選ばれています。
たとえば、しっかりとしたコットン地で仕立てられたこちらのエプロンは、お手入れも簡単で長く使える1枚です。
2-3. 3. ナイロン・ポリエステル生地
ポリエステルやナイロンなどの化繊素材は、軽くて乾きやすく、シワになりにくいため、日常使いにぴったりの素材です。
特にポリエステルはアイロン不要で扱いやすく、忙しい毎日に重宝します。
ただし、熱に弱いというデメリットがあるため、キッチンで使う場合は「防炎加工」があると安心です。また、ナイロン製は特に熱で溶けやすいリスクがあるため注意しましょう。
そんな弱点を補えるのが、コットンとの混紡素材です。たとえば「綿60%・ポリエステル40%」なら、自然な風合いと丈夫さ、そして扱いやすさを兼ね備えています。
当店で扱うオリーブエプロンも、綿60%・ポリエステル40%の混紡素材となっています。
やわらかな着心地と、型崩れしにくさが魅力の1枚です。
3. エプロンの生地選びは、暮らしと気分を心地よく整える第一歩
エプロンの生地はただの素材ではなく、毎日の家事や料理の時間を快適にしてくれる大切なパートナーです。
肌ざわりや扱いやすさ、自分のライフスタイルや好みで選べば、毎日を心地よく整えてくれるでしょう。
また、ランチョンマットやキッチンクロスなどの小物をそろえることで、キッチンやダイニングが統一され、「わたしだけの空間」になります。
「好き」が詰まった1枚を見つけて、いつもの食卓にさりげない特別感を演出しましょう。
弊社「メゾン・ド・プロヴァンス」では、フランスの各地域から取り寄せた、さまざまな生地のエプロンを扱っています。