ジャガード生地とは?メリット・デメリットやおすすめアイテムを徹底解説!

ジャガード生地とは?メリット・デメリットやおすすめアイテムを徹底解説!

「ジャガード生地とはどんな素材?」そんな疑問をもっていませんか。本記事では、ジャガード生地の概要や利用するメリットやデメリット、素材の選び方、おすすめアイテムなどを解説します。ジャガード生地についてくわしく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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ジャガード生地は、特徴的な織り方で作られ高級感があり、耐久性の高さが魅力です。
ただし、素材の選び方によって印象が変わる織物であるため、素材がもつ特徴を把握し、適切に選ぶことが大切です。

今回は、ジャガード生地の特徴や選び方について解説します。
ジャガード生地を取り入れる際に、本記事の内容をご活用ください。

1.ジャガード生地とはなにか 

ジャガード生地は「ジャガード織機」という特殊な織機で作られています。

ジャガード生地は、模様が織りによって表現されている点が特徴です。
プリント生地が模様を印刷するのに対し、ジャガード生地は糸で模様を織り出します。
織り込まれた模様には凹凸が生まれ、立体感や高級感を与えます。

耐久性にも優れており、カーテンやソファの張り地、衣服など、幅広い用途で使用されています。
立体感とデザイン性を兼ね備えたジャガード生地は、機能性と美しさを求める製品に適した生地といえるでしょう。

2. ジャガード生地とジャカード生地、正しい呼び方はどっち?

ジャガード生地はときに「ジャカード生地」とも表記されますが、正しい名称はどちらでしょうか。

ジャガード生地の名前は、ジャカード織機の発明者ジョセフ・マリー・ジャカール(Joseph Marie Jacquard)に由来します。
ジャカールを英語で表記すると「Jacquard」になることから、正しい呼び方は「ジャカード生地」ですが、発音のしやすさから、日本では「ジャガード生地」が一般的に使われているようです。

そのため本記事でも、「ジャガード生地」の表記を使用しています。

3. ジャガード生地のメリットは?

ジャガード生地のメリットを把握することで、洋服やインテリアに取り入れる際に役立つでしょう。

ここからは、ジャガード生地の4つのメリットについて解説します。

3-1. 高級感を演出できる

ジャガード生地は織ることで模様を作るため、立体感と奥行きがあり、高級感を演出できます。
生地に織り込まれた重厚感のあるデザインが、見た目に気品を感じさせるでしょう。

とくに、シルクやレーヨンで織られたジャガード生地は、手触りが滑らかで高級かつ上質な印象を与えるため、衣服やインテリアの素材におすすめです。

3-2.厚みがあり、立体的な仕上がり 

ジャガード生地は、厚みと立体感も魅力です。
織って模様を作るため、プリント生地よりも厚みがあります。
模様が凹凸として表現され、触れると立体感も楽しめるでしょう。

生地の厚みはデザインに重厚感と上品な印象を与えます。
光の当たり方によって模様が際立ち、視覚的に華やかな点もジャガード生地の魅力です。

3-3.色褪せや擦れ、剥がれに強い 

ジャガード生地は耐久性に優れています。
糸を織り込み模様を作るため、プリント生地のように模様が剥がれる心配はありません。
染色された糸を使用していることから、摩擦による色褪せが起こりにくく安心です。

繰り返し洗濯しても、模様や色味を美しい状態に保てます。
見た目の上品さが損なわれない点も、ジャガード生地の特徴といえるでしょう。

3-4.多彩な模様が作れる 

ジャガード生地は織り機で糸を複雑に組み合わせる技術により、多彩な模様を表現できます。
幾何学模様や花柄などの細かく繊細なパターンも再現可能です。

用途に応じて多様なデザインが作れるため、日常使いから特別なシーンまで幅広く活用できます。

オリジナリティを求める際に適した素材といえるでしょう。

4. ジャガード生地のデメリットは?

ジャガード生地は、その美しい模様と高級感で知られる一方、いくつかのデメリットもあります。

ここからは、ジャガード生地の3つのデメリットについて解説します。

4-1.厚みがあるため、真夏の衣服には適さない

ジャガード生地は厚みがあるぶん、通気性は低いです。
そのため、真夏の衣服には適しません。

ジャガード生地は、肌寒い春や秋、冷房の効いた室内での着用に適しており、とくに上品な印象を与えたい場面で活躍します。
デザイン性が高い一方で、季節による使い分けが必要な生地です。

4-2. プリント生地に比べて価格が高め

ジャガード生地は専用の織機で作られるため、プリント生地に比べて価格が高い傾向にあります。
さらに、柄を織り込む工程には時間と手間がかかります。

また、光沢のある糸や耐久性の高い糸が使われることが多い点も、ジャガード生地の価格が高くなりやすい要因です。

4-3. 鮮やかで派手なデザインにはあまり向かない

ジャガード生地は、模様を糸の色や織りの凹凸で表現することから、派手なデザインにはあまり向きません。
使える色の数にも制限があるため、発色の鮮やかさではプリント生地に劣ります。

さらに、織りの技術では、細かいディテールや複雑な色使いを正確に再現することが難しいです。
軽やかさや鮮やかさを重視するデザインには、適さない素材といえるでしょう。

5. ジャガード生地の素材の選び方

ジャガード生地にはさまざまな素材が使用されるため、各素材の特徴を把握したうえで商品を選ぶことが大切です。

ジャガード生地に用いられる素材の特徴は、以下のとおりです。

・コットン

・ポリエステル

・ナイロン

・柔らかく丈夫

・発色がよい

・ウール

・リネン

通気性と保温性に優れる

・シルク

・レーヨン

・光沢感があり高級感を演出

・手触りが滑らか

上記の特性を把握し、用途に応じて素材を選択しましょう。

6. ジャガード生地のおすすめアイテム

引用:シノワズリジャカードテーブルクロス250
価格:40,200円(税込)

ジャガード生地は多用途で、日常にも特別な場面にも活躍します。
ジャケットやスカート、ワンピースなどの衣類に使われ、上品さと高級感を引き立てます。

耐久性の高さから、テーブルクロスにもピッタリです。
ジャガード生地を取り入れることで、食卓が洗練された空間になるでしょう。

弊社が運営する「Maison de Provence」でも、ジャガード生地を用いたテーブルクロスを多数取り揃えています。
ジャガード生地で食卓をワンランクアップさせたい方は、ぜひご利用ください。

関連サイト:ジャガード(フランス雑貨 メゾン・ド・プロヴァンス)

7. ジャガード生地とはジャガード織機で作られた生地のことで、模様を糸で織り出す点が特徴

ジャガード生地はジャガード織機で作られた生地のことです。
模様が織りによって表現されており、立体感や高級感を演出できます。

一方で、素材や使用シーンによって適性が異なるため、特徴を把握して選ぶことが大切です。

弊社「メゾン・ド・プロヴァンス」でも、南フランスの文化や美しさを日本で楽しめるよう、ジャガード生地を使ったおしゃれなアイテムを取り扱っています。
厳選されたデザインや品質の高さから、ほかにはない魅力を感じていただけるでしょう。