昭和の香り漂う老舗菓子店の茶色いまるい缶とフレンチリバーシブルバッグ

昭和の香り漂う老舗菓子店の茶色いまるい缶とフレンチリバーシブルバッグ

そんな神戸風月堂さんのゴーフルを持ち運ぶのにぴったりな。なんなら専用じゃないのかしら!?という素敵なバックをご紹介します。
馬賽皂很有用 昭和の香り漂う老舗菓子店の茶色いまるい缶とフレンチリバーシブルバッグ 1分鐘 【テーブルクロスの選び方】フランス製の特徴・種類・季節ごとのおすすめを紹介

昭和の香りがするあの老舗菓子店の茶色いまるい缶

神戸のお土産の定番のひとつ。神戸風月堂さんのゴーフル。
昭和時代の家庭に、大なり小なりサイズは違えど、ゴーフルの空き缶がひとつはあったのではないでしょうか。(もしかしたら神戸界隈の「あるある話」かもしれません)
昭和生まれの私の記憶では、学校行事の記念品で小さなサイズのミニゴーフルをもらった記憶があります。たしか、ベルマークや色ゴムを入れたりしたような記憶が。
神戸の木版画家、川西祐三郎さんが描いた神戸の風景がデザインされたものは、特別感がありました。裁縫道具入れにしたり、糸がほつけて外れてしまったりした半端ボタンが、ぎゅうぎゅうに入れてあった思い出もあります。
一番大きな缶は、ある種の憧れでした。空き缶は、食べさしのおやつ入れになったり、毛糸玉が入っていたり。何もかもが昭和臭い思い出ですね。
大きなというかレギュラーサイズのゴーフルには、カット用のプラスチックで出来た先がギザギザになったナイフがついていて、それで丸いゴーフルをケーキの様にカットして食べるのですが、ザクザク切るあの感触がたまらなく、食べるよりカットするのが楽しみだったり。ひとりで一枚は贅沢だったので、ごくたまに、何かの時にひとりで一枚を食べられるときは、とてつもなく嬉しいもので、丸いゴーフルに残る最初のひと齧りの歯型をいかにきれいに作るか。そんな、しょーもないことが楽しかった子供時代。のどかです。

まるい缶を持ち運ぶ専用バック!?

そんな神戸風月堂さんのゴーフルを持ち運ぶのにぴったりな。なんなら専用じゃないのかしら!?という素敵なバックをご紹介します。

いかがでしょうか

もう、ぴったりです

ゴーフルでは無いのですが、同じ仕様の丸い缶がばっちり収まります。
こちらは「Tartine(タルティン)」さんの丸缶

どなたかへのプレゼントに、お土産に。ステキなバックに入れて、そのままお渡しする。というのもなかなか気の利いたお洒落心たっぷりなギフトとなりますね。

実はとっても使い勝手が良く優秀なんですよ

こちらのバックは表裏リバーシブルでお使いいただけます。表の布は色々なタイプがあって、ゴブラン織り調の少し厚みのあるしっかりした素材。温かみのあるデザインから、少しラメが入ったような斬新なデザインまであって、目移りしてしまうほど。そして裏地も色々なデザインの布が使われていて、表と裏の組み合わせで違った味を楽しめます。
同じ柄でも、使用する生地の場所によって、バックの表情が変わりますので、ある意味、全く同じものが存在しない一点もの。とも言えるでしょう。

■フレンチリバーシブルバッグ

裏布は撥水加工のコーティングがされているので、なにかと安心。裏布側を表として使う時は、雨の日やちょっとした水辺へのお出かけにも良いかもしれません。

なによりとても軽いので、私は以前、高齢の母へのプレゼントにしました。必要最低限の荷物だけで過ごしたいちょっとしたお出かけや、病院通いにちょうど良いな。と思ったので。ありがたいことに母は、病院通いの必要はなく(笑)しばらくはお買い物へ行くときに使ってくれていましたが、今はデイサービスに出掛ける際の専用バックにしています。

上履きを入れると、ちょっとパンパンになるのと、お風呂セットなどが必要になって来たので、今は大き目のバックをメインにして、このリバーシブルバックは、バックインバックに。メガネやお薬など細々したものをひとまとめにして、メインバックの中に入れて出かけています。内ポケットもあるので、そこに小さなポーチに入れた薬と家の鍵を入れておくと、本人もスタッフさんもわかりやすい。そして真ん中にマグネットボタンがあるので、バックの口も閉じておけます。
母の通うデイサービスの施設は、設備もスタッフさんも、そして利用者さんもとっても洒落た印象で、いまどきのカフェのようなところなのですが、そんなみなさんからも「そのかばんステキね」「どこで買ったの、おしゃれだわ」とほめてもらえるそうで、母もご満悦。
それぞれの趣味や好みはあると思いますが、私個人としては高齢になればなるほど明るい色相だったり、こだわりのデザインのものを身に着けて、気持ちをあげてもらいたい。と思うのです。そして本人も、周りから「それ、いいわね」と(お世辞でも・笑)一言声をかけてもらえるその些細なことが、とても嬉しく感じるようです。
あら、話がちょっと飛躍してしまいましたね。
年齢を問わず、幅広くお使いいただけるバックなので、お好きなデザインに出会って愛用頂けるとうれしいな。

で。なぜゴーフルなのか。知らなかったフランスとのつながり

神戸風月堂さんで1927年に誕生したゴーフルはまもなく100周年。
95周年を迎えた2022年から100周年に向けてゴーフルの魅力を伝える100周年プロジェクトが展開されており、ゴーフルデーのある5月に今年度のアニバーサリーゴーフルが発売されました。
黄色いグラデーションの缶は、そのアニバーサリーゴーフルの缶なんです。

で。そもそもゴーフルとはなにものなのか。
を調べてみると、誕生のきっかけは“フランス帰りのお客さま”
フランスから持ち帰ったお菓子を日本でも作ってみては。と言われ、日本人に受け入れられやすいよう、和菓子の長所も取り入れ、独自の「ゴーフル」が誕生したんだそう。

■かわいいキャラクター「ごーふるん」のサイトにその説明があります

■こちらは正統派の解説「ゴーフル物語」

で。独自の「ゴーフル」の前のもともとの「ゴーフル」とは。「日本のゴーフル」と「フランスのゴーフル」がある。という話。(ややこしい)

『ゴーフル(フランス語: gaufre)は、専用の型で作る凹凸模様の平たい菓子。英語でワッフル (waffle)、フランス語でゴーフル (gaufre) と呼ばれる。「浮き出し模様を付ける」という意味の “gaufrer” から、「ゴーフル」と呼ばれるようになった。日本では、薄焼き煎餅にクリームを挟んだ焼き菓子が「ゴーフル」「ゴーフレット」等の名前で販売されている』(Wikipediaより)

どうやら、私たち日本人の中での「ゴーフル」とフランスの「ゴーフル」は「べつもの」なようですね。
めちゃくちゃ簡単に解釈すると「フランスでのゴーフルはワッフルのこと」のようです。はい、きっと間違ってはいません。
参考までに、ワッフルには大きくは3タイプあるそうで、日本でよくみかけるベルギー(リエージュ)ワッフル(:マネケンさんが有名)、その他にはブリュッセル風(:四角いワッフル)、そして、フランドル風(:現在のオランダ、ベルギー、北フランスにまたがる歴史的な地域。日本語では英語由来の「フランダースの犬」でおなじみ)それぞれの個性がありますが、どちらも厚みのあるワッフル。おいしそうです。

その3タイプのワッフルと日本のゴーフルがどうも結びつかないので

ワッフルがいわゆるゴーフルだとしても、“フランス帰りのお客さま”が持ち帰ったフランスのゴーフルには、きっとクリームが挟んであったはず。2枚のワッフルを重ねて。そしてたぶん、やわらかいのでは。と、見つけたのが1849年から販売されているゴーフル。お店は1761年創業だそう。日本だと江戸時代??

■ゴーフル菓子の老舗店 MEERT

このスタイルのゴーフルが日本でも購入できないものかと調べてみました。日本で手に入れば食べてみたい。「これだわ!!」という似たものが東京のお店で見つかったものの、現在取り扱いが無かったりでがっかり。
けど、なんということでしょう。灯台下暗し。神戸風月堂にそれっぽいものがありました。その名も「ゴーフニャ」!!
この命名に私の周りの人たちはざわつきましたが、関西人的にはウケました。気取っていなくてよい。でも、このネーミングのお陰で、また、本家、フランスのゴーフルとは「べつもの感」が再び生まれてしまうことも否めません(笑)もしかしたらそれが狙いなのかも?

MEERTのゴーフルを食べたことが無いので、正解が解りませんが、ゴーフニャはゴーフニャでおいしい。きっとフランスのゴーフルにちょっとは近いはず。たぶん。
知らんけど。

神戸風月堂元町本店限定「ゴーフニャ」

いつかフランスのゴーフルが、出来れば「MEERT」のゴーフルが食べられますように。 ”e”
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